


パンドミ
今回はパンドミについてです。
まず、よく尋ねられるのが、パンドミと食パンの違いです。
簡単に言うと名前が違うだけです。
「フランス語で「mie」は、「パンの中身」や「柔らかい部分」という意味です。主に「pain de mie」という形で使われ、「食パン」を指すことが多いです」
と、言う事ですね。
オープン前、パンドミは商品ラインナップに入っていませんでした。
理由は単純で、美味しい食パンはそこら中に溢れているからです。
僕はどちらかと言うとフランス系のパンが得意で、その辺りだと他の何処にもない、ウチでしか手に入らないパンが出せると思ってます。
でも食パンは違います。
日本で進化してきた食パンは本当に美味しい物が沢山あります。
自信が無かったんですね。その食パンに勝てるかどうか、ウチのパンドミを選んで頂けるかどうか。
しかし日本でパン屋をやる以上、食パンを出さない訳にはいかないと一念発起し、それならばと徹底的に拘りました。ウチのパンで1番拘って手間暇掛けているのがパンドミです。
湯種(Pic1)を配合する事で日本人好みのもちもち食感を出し、ルヴァン種(Pic2、前々回の投稿参照)を配合する事で小麦の風味、甘味をしっかり感じられる様にしました。
毎日食べて頂きたいので、砂糖とバターの量を極力減らし、それでも甘みは感じて欲しいのではちみつで補いました。
仕込み水は牛乳と生クリームのみを使い(湯種除く)、絶妙な乳味と耳のカリっと感を持たせました。
工程を考えると前日に仕込んだほうが効率が良いのですが、パンドミは当日仕込んで当日焼いた方が僕は美味しいと思っているので、昔ながらのストレート法で仕込んでいます。
その他全部書いちゃうとキリが無いのでこの辺で。
オープン当初はやはりあまり売れずに出すのをやめようと不貞腐れた時もありました。
それが今では、沢山のお客様に美味しいと言って頂き、午前中に無くなる事もある人気商品になりました。
感謝感謝です。
僕の隠れた自信作のパンドミ。
ウチでしか出せない味わいになっています。
是非一度ご賞味頂けますと幸いです。
なんか今回真面目だな。