




カンパーニュ
さて今回はカンパーニュですね。
パン・ド・カンパーニュとは、フランス語で「田舎パン」を意味する、大きめの形をしたフランスパンの一種です。ライ麦粉や全粒粉を配合し、外側はしっかりとしたクラスト、内側はもっちりとしたクラムが特徴です。
とまあ、カンパの大まかな概要はこんな感じです。
ウチのカンパーニュはライ麦粉を配合してます(全粒粉ではなくライ麦を配合してるのも理由があるのですがそれはまた別の機会に)。粗挽きのライ麦全粒粉(Pic3)で、しっかりとライ麦を感じてもらいたいと選んだ粉です。
製法は、当初プースラント(成型冷蔵、カンパーニュオフリュイはこの製法で造ってますPic4)でいこうと試作したのですが、クラスト(皮)が思った以上に厚く、食べてみてもライ麦のクセのある部分がダイレクトに出てしまったので、色々試した結果、生地玉冷蔵(Pic5)に落ち着きました。
これにより、クラストはカリっと、クラムはもっちりの僕の理想のカンパに近づいたと思ってます。
パリ時代、お金が無かった僕は、店の売れ残ったカンパーニュを持って帰らせてもらい、常にそれを食べていました。
今にして思えば、毎日毎日食べていても飽きなかったのは、それだけ美味しかったんだなーと。
なので、僕のパリの思い出の味は、バゲットでもクロワッサンでもなく、このパンドカンパーニュです。
これを食べると、あの時の焦りや不安、でも楽しい事や希望も沢山あった、当時の複雑な感情が今も思い出されます。
それほどパリで食べていたカンパーニュと同じ物が造れていると僕は思っています。
このカンパーニュもお買い求め頂くお客様が沢山いらっしゃって嬉しい限りです。
ありがとうございます。
是非、僕の思い出のパリのカンパーニュをご賞味頂けますと幸いです。